補助犬同伴のご旅行

補助犬同伴のご旅行

シンガポール航空のフライトでは、補助犬を連れてのご旅行が可能です。2023年4月1日(シンガポール標準時間午前0時)より、シンガポール航空では、お客様のエモーショナル・サポート・ドッグを連れてのご旅行ができなくなります。

補助犬は、その人の障がいや病状に直接関係する仕事を果たすために訓練された犬です。エモーショナル・サポート・ドッグ、セラピー・ドッグ、コンパニオン・ドッグ、訓練中の補助犬は補助犬ではありません。シンガポール航空は、補助犬として旅行できるかどうかを判断するために、関連書類の提出を求めたり、質問をしたりする場合があります。

補助犬を、特定の条件および出発国、通過国、目的国の規制を遵守する限り、追加料金なしで機内に同伴することが可能です。

補助犬を連れてスムーズにご旅行いただくために、必要な書類を事前にご用意いただき、少なくとも出発の48時間前までに最寄りのシンガポール航空までお知らせください。


飛行安全上の理由により、非常口列の座席はご利用いただけません。

補助犬の機内持ち込み

補助犬を機内に持ち込むには、犬が少なくとも生後4か月であり、飼い主の指示で適切に振る舞えるように訓練されている必要があります。また、他のお客様の健康や安全に直接の危害を与えてはいけません。

機内において
小型犬は、安全に座れる場合は、膝の上に乗せることができ、大型犬は、座席の前の床に座っている必要があります。介助犬が座る客室の床には、常に吸湿性がある敷物を敷く必要があります。

また、すべての犬について以下を遵守しなくてはなりません。

- 座席に座らせない
- 常にリードを付けるか、ハーネスを付けるか、ペットキャリーの中に配置する
- 他のお客様の足元のスペースの邪魔にならないようにする
- 通路または非常口を塞がない  
- 行儀がよくなければなりません。犬が迷惑行為をした場合、補助犬として認められないことがあります。迷惑行為とは、吠える、唸る、噛む、噛もうとする、見知らぬ人に飛びつく、突進したりすることなどが含まれます。

補助犬が制限犬種でない限り、口輪は必要ありません。ただし、口輪を携帯することをお勧めします。

シンガポール到着後
シンガポールのAnimal & Veterinary Service(AVS)が認めた補助犬を連れて旅行する場合、ペット輸送用ケージを預ける必要はありません。シンガポールに到着後、補助犬は獣医学的検査を受けます。獣医学的な輸入条件をすべて満たし、到着時に臨床的に健康であれば、シンガポールへの入国を許可されます。補助犬の輸入手続きと要件はこちらをご覧ください。

インドと米国発着のフライトに必要な書類

シンガポール航空では、動物輸入規則を遵守し、すべてのお客様の健康と安全を保護するため、補助犬を機内に持ち込む際に書類の提示を義務付けています。補助犬とは、盲導犬、聴導犬、移動補助犬など、障がいを持つ人を補助するために訓練された犬のことです。

また、空港でのチェックインの際に、書類の原本を提示する必要があります。

インド発着便の必要書類 

補助犬
障がいをお持ちのお客様を支援するために訓練されている犬で、盲導犬、聴導犬、介助犬が含まれます。

  •  Animal Quarantine and Certification Services(AQCS)からのNo Objection Certificate(NOC)
  • Directorate General of Foreign Trade(DGFT)からの輸入許可証
  • 輸入及び/または輸出許可証(国別の規則による)
  • 獣医による健康証明書
  • Transshipment licence(積み替え許可証)シンガポールを乗り継ぐ場合
  • 狂犬病予防接種の記録。輸出国・地域がシンガポール農食品・獣医局の狂犬病リスク分類のカテゴリーAに該当する場合は、狂犬病証明書は必要ありません。
  • 補助犬訓練の修了証明書
  • 補助犬の行動に関する書類(補助犬の犬種が制限されている場合)
  • 補助犬がフライト中に排泄する必要がないこと、またはフライト中に健康上または衛生上の問題が生じない方法で排泄できることを証明する書類。(飛行時間が8時間を超える場合)

米国発着便の必要書類 

補助犬
障がいをお持ちのお客様を支援するために訓練されている犬で、盲導犬、聴導犬、介助犬が含まれます。

インドと米国を除くすべての目的地を発着するフライトに必要な書類

シンガポール航空では、動物輸入規則を遵守し、すべてのお客様の健康と安全を保護するため、補助犬を機内に持ち込む際に書類の提示を義務付けています。補助犬とは、盲導犬、聴導犬、移動補助犬など、障がいを持つ人を補助するために訓練された犬のことです。

また、空港でのチェックインの際に、書類の原本を提示する必要があります。

必要書類 

補助犬
障がいをお持ちのお客様を支援するために訓練されている犬で、盲導犬、聴導犬、介助犬が含まれます。

  • 輸入及び/または輸出許可証(国別の規則による)
  • Transshipment licence (積み替え許可証)シンガポールを乗り継ぐ場合
  • 獣医による健康証明書
  • 狂犬病予防接種の記録。輸出国・地域がシンガポール農食品・獣医局の狂犬病リスク分類のカテゴリーAに該当する場合は、狂犬病証明書は必要ありません。
  • 補助犬トレーニング修了証明書
  • 補助犬の行動に関する書類(補助犬の犬種が制限されている場合)
  • 補助犬が飛行中に排泄する必要がないこと、または飛行中に健康上または衛生上の問題が生じない方法で排泄できることを証明する書類(飛行時間が8時間を超える場合)

制限犬種

補助犬が以下の制限犬種(雑種を含む)に該当する場合、シンガポール航空では機内に犬を受け入れる前に、犬の行動に関する追加の書類が必要になる場合があります。お客様は、必要な状況にて利用できる口輪を所持し、フライト中は犬にハーネスとリードが付けられている必要があります。

制限犬種は以下のとおりです。

  • 秋田犬
  • ボーアボール
  • ブルテリア
  • ドーベルマン
  • ドゴ・アルヘンティーノ
  • フィラ・ブラジレイロ
  • マスティフすべて(ブル・マスティフ、カネ・コルソ、ナポリタン・マスティフ、ボルドー・マスティフを含む
  • ペロ・デ・プレサ・カナリオ
  • ピットブルすべて(アメリカン・ピット・ブル・テリア、アメリカン・スタッフォードシャー・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリアを含む)
  • ロットワイラー
  • シェパードすべて(ベルジアン・シェパード、イースト・ヨーロピアン・シェパード、ジャーマン・シェパードを含む)
  • 土佐犬


詳細は、 お近くのシンガポール航空支店までお問い合わせください。

制限のある空港

特定の目的地の輸出入規制により、以下の目的地へ、または目的地からの場合、機内への補助犬の搭乗をお断りする場合があります。

  • ニュージーランド(すべての都市)への到着便
  • ブルネイ(BWN)の発着便
  • バリ島(DPS)の発着便\
  • ドバイ(DXB)の発着便
  • モルディブ(MLE)の発着便I

上記以外の目的地の場合は、目的地の輸入規制を確認し、渡航に必要な書類を所持していることを確認してください。

動物との旅行に関する目的地別の規制や必要書類については、IATA Travel Centreまたは目的地の大使館/領事館にお問合せください。