遅延対応プラン

米国内の空港発着便における遅延の場合

当社では、米国内の空港において遅延が生じた場合の対策を適切に実践するよう最善を尽くします。

駐機場での遅延

  1. セキュリティまたは安全性の問題が発生した場合を除き、米国内の空港では、お客様のご搭乗機が、お客様に降機の機会を与えずに、駐機場に4時間以上留まり続けることはありません。
  2. ただし、以下の場合は例外となります。
    1. 機長が、悪天候、または航空管制や政府による指示など、お客様の降機に安全性またはセキュリティ上のリスクを伴う懸念がある、と判断した場合
    2. 航空管制が、ゲートへの帰還、またはゲート以外の場所でのお客様の降機が空港運営を著しく妨害すると判断した場合
  3. シンガポール航空は、お客様に以下のことを保証します。
    • ご搭乗機が駐機場に留まり続けている状況においては、お食事や飲料水を提供するサービスが安全性やセキュリティを妨げないと機長が判断した場合にかぎり、ご搭乗機が搭乗ゲートを出発した2時間以内、または着陸から2時間以内に、十分な量のお食事と飲料水を提供します。
    • ご搭乗機が駐機場内で駐機中でも、ご利用可能なトイレ施設および必要に応じて適切な治療処置を提供します。
    • 遅延の原因が確認されている場合、30分毎に遅延状況についてお客様にお知らせします。
    • 降機が可能な状況下では、30分毎に降機のご案内についてお客様にお届けします。
    • この遅延対策の実践に十分な資源を有します。
    • 当社は、就航地および緊急着陸地の(米国内の)各空港の空港当局、米国税関・国境警備局および米国運輸保安庁の職員と協力し、駐機場内での遅延発生から4時間以内にお客様に降機していただくよう手配します。

 

中国内の空港出発便における遅延の場合

当社では、中国内の空港において出発便に遅延が生じた場合の対策を適切に実践するよう最善を尽くします。

駐機場での遅延

  1. シンガポール航空は、30分ごとに遅延の状況について、遅延の理由が判明している場合はその理由、予想遅延時間、その他のフライト情報を含めてお客様にお知らせします。
  2. シンガポール航空は、駐機場での遅延の間、利用可能なトイレ設備と適切な医療処置を提供します。
  3. 離陸時刻があらかじめ特定されており、駐機場での遅延が3時間を超える場合、シンガポール航空は実際の状況に基づいて関連部署と連絡を取り、お客様が引き続き出発便をお待ちいただけるよう手配いします。
  4. シンガポール航空では、以下の3つの条件をすべて同時に満たした場合、お客様を航空機から降機させる手配をします。それ以外の場合は機内にてお待ちいただきます。
    1. 駐機場の遅延が3時間を超える(3時間を含む)場合
    2. 離陸時間が未定の場合
    3. 安全およびセキュリティに関する規則に従うこと
  5. シンガポール航空は、影響を受けるすべてのお客様に予約変更サービスを提供します。また、車椅子やその他のサービスを身体が不自由なお客様に提供します。
  6. シンガポール航空は、空港や地上サービス部門などの関連部門と連携し、フライトの具体的な離陸時刻を決定します。

大規模なフライトの遅延

  1. シンガポール航空は、遅延、欠航、変更が判明してから30分以内に、中国の空港のチェックインカウンター、ラウンジ、搭乗ゲート、またはSMSを通じてお客様に通知します。
  2. シンガポール航空は30分ごとに遅延状況を乗客に通知します。
  3. シンガポール航空は、大規模なフライト遅延が発生した場合、本社および現地空港部門などの関連部門と連携します。さまざまなチャネルを通じて随時お客様にお知らせし、お客様の要望にお応えするために十分な人員を配置するよう努めます。
  4. 大規模なフライト遅延が発生した場合、シンガポール航空運航便にキャンセル、緊急着陸、または遅延が生じた場合、シンガポール航空は、お客様が経験されるご不便を緩和するために、当社の最善を尽くし、お食事、ご宿泊、航空機の再予約のサポート、ご宿泊先への移動手段を確保するよう努力いたします。このようなキャンセル、緊急着陸、または遅延が不可抗力、戦争、テロ活動などに起因する場合、シンガポール航空には上記の緩和努力を完遂する責任は生じませんが、当社の最善を尽くし、対応します。
  5. シンガポール航空では、北京語および英語でのフィードバックに対応するスタッフを配置いたします。ご搭乗のお客様は、シンガポール航空にご連絡いただくか、ウェブサイトからご意見・ご質問をお寄せください。
  6. シンガポール航空は、苦情を受け取ってから7営業日以内(法定休日を除く)に確認し、20営業日以内(法定休日を除く)に実質的な回答を提供するものとします。シンガポール航空は、苦情および調査結果の記録を保管します。

本ポリシーにおいて基準となる言語は英語で、日本語と英語とでその解釈に矛盾・抵触が生じた場合、英語の解釈を基準とします。