国際航空運送協会(IATA)、国際民間航空協会(ICAO)の技術指針、および/またはSIAの規則や規制による危険物規制に従い、乗客、乗員、航空機の安全と保安のため、すべての航空機で以下の品目は禁止または制限されています。このリストで指定されている品目を機内持ち込み手荷物や受託手荷物に入れないようにしてください。ご旅行中に必要な注射針と注射器は、医師による処方箋があり、医療事務局、薬局、または医薬品の製造元を識別する専門的に印刷されたラベルが付いた処方薬は免除されます。
一部の国では、それぞれの法律、規制、または命令に従って、特定の品目の輸送に対して追加の禁止または制限を課す場合があります。そのような国から、またはそのような国を通過して渡航する場合は、適用される禁止または制限を必ず守ってください。
禁止品目は、受託手荷物または機内持ち込み手荷物にかぎらず、航空機に持ち込むことが許されていない物品を指します。禁止品目には、以下の物品が含まれます。
注:これらの危険物の申告がなされない場合、お客様が民法上または刑法上の罪に問われる場合があります。また、すべての航空会社には、違反行為を各国の政府当局に報告する義務があることをご理解ください。
機内で快適で安全にお過ごしいただくため、また保安上の理由から、持ち込み制限品目の機内への持ち込みは禁止されています。トラブル防止のため、次の制限品目は、受託手荷物としてお預けになるか、受託手荷物の中に入れてお預けになられるようお願いいたします。
上記の持ち込み制限品目が搭乗ゲートで見つかった場合、それらの物品は現地当局に没収され、お客様に返却されない場合もありますので、ご注意ください。
Knee Defenderや同様の機器は、機内へのお持ち込みについての制限はありませんが、機内でのご利用は固く禁じられています。前の座席のリクライニングを妨げる機器は、エコノミークラスの座席のリクライニング機能の本来の機能を阻害し、当社がお客様に提供する機内体験を妨げるものです。運航中、許可されている時間帯は、すべてのお客様がお座席のリクライニングをご利用いただけます。お食事のサービスの際は、すべてのお客様に快適に食事をしていただくため、客室乗務員がエコノミークラスのお座席を元の位置に戻すようお願いしております。
電子タバコ(個人用噴霧器や電子ニコチン吸入器などとも呼ばれます。)は、適用される現地の法律で許可されている場合、機内持ち込み手荷物内、または個人使用のものとしてのみ持ち込みが許可されています。ただし、機内での電子タバコの使用は常に禁止されています。
リチウム電池式の電子タバコは、個人用電子機器(PED)と見なされ、PEDの輸送に関する制限の対象です。各電子タバコは、100Whまたは2gのリチウム含有量を超えてはなりません。機内持ち込み手荷物内および/または個人使用のものとしての持ち込みは、最大15個のPEDが許可されます。
シンガポールでは模倣タバコ製品(電子たばこなど)の売買、使用、所持は法律により禁止されています。
リチウム電池を原動力とする器具を機内持ち込み手荷物または受託手荷物として、シンガポール航空で輸送する際には、以下のガイドラインをご参照ください。
リチウムイオン電池 |
機内への持ち込み |
受託手荷物としてのお預け |
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使用中の機器: 可 |
使用中の機器: 可 |
100Whから160Whまで/リチウム含有量が2gから8gまで |
使用中の機器: 可 |
使用中の機器: 不可 |
|
使用中の機器: 不可 |
使用中の機器: 不可 |
*ワット時定格量(Wh) = アンペア時(Ah) x 電圧(V)
お持ち込みの全ての電池、また電子機器は個人使用のものに限ります(商用目的のものは持ち込み不可)
リチウム電池を原動力とし、お客様がご使用する必要のある電動車椅子、電動移動補助器具、補助器具は、IATA危険物規則書の記載要件に従い、受託手荷物として機内にチェックインしていただくことが許可されています。これらの器具のお持ち込みが必要なお客様は、ご出発の48時間前までに当社の予約センターにお知らせください。また、空港のチェックイン担当者にもお伝えください。
電動車椅子、電動移動補助器具、補助器具の電池が取り外し式でない場合は、以下の要件が適用されます。
小型リチウム電池を原動力とするすべての個人用移動器具(ミニセグウェイ、ホバーボード、 ソロウィール、エアホイール、バランスホイールなど)は、バッテリーの取り外しが可能であるものでも、受託手荷物としてお預けになることも、機内持ち込み用手荷物として機内にお持ち込みになることもできません。これらの器具は、空港までお持ちいただいても、チェックイン時にお断りしています。ご搭乗前に、お客様ご自身の責任で器具を保管または廃棄していただくことになりますのでご注意ください。
リチウム電池を搭載したバッグ("スマートバッグ"と呼ばれる類のもの)は、モーター、充電式電池パック(モバイルバッテリー)、GPS、GSM、Bluetooth、RFIDまたはWi-Fiが含まれる場合があります。
リチウム電池の持込・輸送の条件は、スマートバッグ等のリチウム電池を搭載したバッグにも適用されます。
あわせて、スマートバッグの持込・輸送には、以下の条件を満たす必要があります。
A. 機内持ち込み手荷物の場合
B. 受託手荷物の場合
"スマートバッグ"が上記の安全要件を満たしていない場合、チェックインにてお断りさせていただきます。その際、ご搭乗前にお客さまご自身の責任でバッグを保管または廃棄していただくこととなります。
米国運輸保安局(TSA)の規定により、米国内の民間空港発着便の旅客は、検査場を通過した受託手荷物には触ることができないことになっています。そのため、機内で必要な物品は、チェックインでお預けになる前にすべて取り出されることをお勧めします。
また、TSAの指導により、手荷物には鍵をかけないよう、またはTSAロック(TSA認定の鍵)をお使いいただきますようお願いいたします。TSAロックでない鍵で施錠された場合、検査目的で手荷物を開ける過程でお手荷物に破損が生じても、TSAはいかなる責任も負いかねますので、ご注意ください。検査によって開けられたお手荷物には、その旨が分かるようにシールが貼られ、検査完了の通知が入れられます。
この検査手順はアメリカ合衆国の法律によって定められており、航空会社の管理下にはありません。したがって、検査による手荷物や物品の破損または紛失について、航空会社は一切の責任を負うことができません。予めご了承ください。詳しくは、米国運輸保安局(TSA)のホームページをご覧ください。
米国への到着便の出発空港からの搭乗時、TSAにより手荷物検査が課されます。機内持ち込みの個人使用の電気製品の検査が含まれます。
350ml以上の粉末状物質も追加検査を受ける可能性があり、機内への持ち込みは禁止されています。
粉末には以下が含まれますが、これらに限定されません:
国ごとに独自の規則に基づいた制限事項が適用されます。ご旅行される目的地で適用される制限事項は、下記の説明をご参照ください。
注:これらの危険物の申告がなされない場合、お客様が民法上または刑法上の罪に問われる場合があります。また、すべての航空会社には、違反行為を各国の政府当局に報告する義務があることをご理解ください。